今年のコルバニ・イードは首都で。前回二年間、二度のコルバニは村にいたので、村のなかのおおきな広場みたいなとこで、みんなが共同で買った牛がわんさか集まって、土の上で30頭ぐらいの牛が一度に解体されてたりなんかして、それはそれで壮観ではあったのだが、
ダッカの、都会の、今回写真をとったバリダラ(高級住宅街)の、犠牲祭もまた、これまた、衝撃というか、なんというか、住宅街なので、それぞれが家の前で、やたらにでっかい(金持ちだから)牛をバラしている。アスファルトだから、血がしみこまず延々と流れていく。いたるところで作業しているもんだから本当に血なまぐさい。遠巻きに解体を見る金持ち一家と、作業を行う雇われ青年と、肉をめぐんでもらうのを袋片手にソワソワ待っている物乞いの方々と、カメラ片手の外国人。
あとで流すのだが……
昨日の記事に載せたでっかい二頭です。
牛ではなくヤギのところも
解体された牛は、骨も内臓もまったく捨てるところがない
この日残るのは皮だけ。それも売られていく。
アスファルトのうえの血は、息を呑むほど鮮やかだ。
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