やはりニュースになっている。国の省庁のひとつであるBRDBが燃えたということ、また恥ずかしい話、倉庫の使用方法や電気の取りかたなど、結構な部分がイリーガルだったという。昨晩からテレビでも、今朝の新聞でも大きく取り上げられていた。
英語版デイリー・スター紙の記事
これは燃える前の姿。といっても外見は別に火事後も変わってない。
奥の肌色のが私の配属先であるBRDB。手前のやたらでっかいのは家族計画局。ダッカのカウランバザールというところにあります。
なぜ職場が燃えたか、の詳細。
ただコレはスタッフによって諸説あり、まだはっきりしない。「らしい」話。
午後二時ごろ、地下の駐車場に置いてあった配電設備がショートして発火。乾季ということもあり、近くにあった器材やタイヤなどが一気に炎上して黒煙が建物内にまわる。職員はほぼ全員がこの時点で外に退避。取り残された三人の職員も屋上からはしご車で救助される。消防車7台で消化にあたり、夕方四時半ごろには鎮火。
今日建物内をまわってみたが、三階から上は実質的な被害は無いよう。地下~二階までは煤だらけ。電気、水の回復は来週になるようだ。下のほうは書類もダメになったようだし、電気が来てみないとわからないがコンピュータも厳しいかもしれない。
発電機でわずかに階段を照らす。
真昼間である。
発火した地下駐車場。白黒写真のようになった。
煤で蜘蛛の巣が真っ黒に。
BRDB本部レセプション。職員たちは今日も弁当持参で出勤している。
屋上への扉。いつもは開いているが、今日は施錠され屋上に出ることができない。昨日逃げ遅れた三人は、ここから出て、はしご車を待った。
今日も来ていたファイヤーサービス。
けが人は、出ませんでした。