2009年11月8日日曜日

リキシャこぎの光る汗と、非現実的バングラと、動く夕焼け

ダッカ。

11月はまだまだ熱い。空気は乾いているが、カラッとして気分爽快にはもちろんならず、噴出した汗に飛散するゴミほこりがぶつかって悲惨。リキシャでグルシャン2番へ向かう。この時間は渋滞、メインロードのいつもの渋滞をさけようとした車がこっちでも混雑を起こしている。そこに無理やり突っ込んでいくCNGとリキシャ。



私が乗っているリキシャワラの頭。禿げあたまに光るしずく。いつまでも動かない列の見えない先頭を見てため息をつく。そのたびに汗が禿げあたまをすべり落ち、何年もつかっているガムチャへとしみ込んでいく。「あーあ!」とリキシャワラ、欠伸をしながら体を伸ばす。男の体臭があたりに充満する。早く進んでくれよと思う。デジタルカメラのレンズがくもる。

とかなんとかやってグンニャリしていたので、非バングラデシュ的なものに触れようと思い、最近店舗を移転したファーストフード店「A&W」へ。ここは炭酸ジュースをキンキンに冷えたジョッキで飲ませてくれる。ルートビアは嫌いです。そしてここは公衆無線インターネットが利用できる。速度がはやい。いつもの、に比べたらだけど。

としていると、非バングラデシュ的どころか非現実的なものが店内に現れている。



呆気にとられるお客(私を入れて三人だけ)のところをまわり、握手を求めては、





ひととおり踊り、満足しては帰っていく。なんだったのだろう今のは、ああバングラデシュ的なものがなつかしい。



赤い赤いダッカのいつもの夕焼け。たまには、動いてもらう。



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