2009年11月23日月曜日

いちごいちきろ、すぐ忘れる

書いておかないとすぐ忘れる。

あ、写真はとってないんですわな。なのですぐ忘れる。


今日のオフィスからの帰りに立ち寄ったスーパーマーケット。イチゴがなかったんです。というのはつまり前はあったということで、そのときのことを今書いている。ほんとうに、書いておかないとすぐ、思い出さなくなるのです。このバングラデシュというやたら密度の濃いところにいても。

イチゴ、という果物は、今まではこの国では無かったものなんだけでも(輸入の冷凍ものはあった)、昨今、富裕層の消費者に向けて、国内での生産が始まっているのでありまして、NGOやいろいろのところでチラホラと生産しているという話は聞く。ただ生のイチゴ、日本で売っているのと同じような感じのパックのものを店頭で見たのはこの前(一週間ぐらい前)がはじめてのことだった。そうそうそのときの話。

10個いりのパックで売られていて値段は書いていない。


おそるおそる、店員に「いくらでしょうか……」こんな小汚い僕でも買えるような、いや一応外人ですけど、お金はあまりなさそうに見えるかもしれませんが、たとえば奥さんとの結婚記念日なんかに奮発するぐらいの覚悟は持って、このスーパーマーケットに来てるんです、奥さんいないけども。

などと聞いてみると、こちらのその一瞬の悲哀の物語などに動じる様子も無く、店員さん、「1KGが2100TKです」とおっしゃるのです。

いや流石。

日本じゃ食べられない美味しーいマンゴーが1KG100円で買えるようなこの国で、おなじ1KGが2100TK、つまり3000円ぐらい、というのはまあコレ、さすがのストロベリーである。10個パックは250gと書いてあるので、つまりは750円ぐらいでしょうか。あれでもこれよく見るとオーストラリアのやつだよ。輸入だよ。冷凍じゃないんだあ、へえ、でも高いね……、

と果物コーナーで悶絶、放屁などしていたのが、一週間まえの話。


で、今日はなかったのです。イチゴ。ひとつも置いていなかった。売れたのかなあ、売れないからやめたのかなあ、というのが今日の話。こういうのも書いておかないと、すぐ忘れるから。

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