2010年9月19日日曜日

「しばらくだね、ドッグランで待ってるよ」:渋谷での再会は擬音語が多くてね

なんてったって東京である。

久しぶりに、僕が日本で最も好きな場所のひとつ、池袋ジュンク堂へ行き、テンション上がったり案の定便意をもよおしたりして、ジョージ秋山の未発表単行本などを買いつつ、ますます荷物重くなりながら、カバン買おう! と西部デパート、気に入ったのがあったので、旅行カバンを買ってそのなかにこれまで持っていたカバン×2を入れてみると、なんだか肩に食い込むほどの重さが、やたらに旅情を盛り上げる、なんつって序盤からこの重さはキツいなあ、でも俺は今は東京の人、歩くスピードはゆるめないぜ、颯爽と風を切って西部デパート最上階、ごったがえす食堂街でステーキをひとりで食べた。ブクロサイコーだなあ。

夕方、中学校のときからの友人とこに行くのです。渋谷。彼は現在はフリーでシステムエンジニアのようなことをしており、ちょっと実入りがいいもんだ、っつって最近、明大前から渋谷駅近くに引っ越した。私の貴重な変態友達のひとりである。

「代々木公園にいる。ドッグランにきなよ」

原宿。明治神宮には何度か来たことがある。ああ、昔サーカスを見に来たことを思いだした。冬だったろうか。ひとりで行ってかなり早い時間についたので、ビールをたらふく飲み、上映中にはなんというか、こう非常に急上昇、かなりのアクロバティックな尿意に襲われ、目の前で繰り広げられる奇抜な演技も目に入らず、下半身がサルティンバンコ! といった感じで、もう涙目。演技ごとの拍手がああ、膀胱に響く! いちど席を立つと演技が一段落するまで再入場できないと聞いていたので、なるべく我慢した結果、あわや「観覧中 興奮のあまり放尿し 号泣住所不定無職」と無意識に五七五七七になってしまうような記事になるところであった。早めの決断が大切だと教えてくれた、そんな原宿に久しぶりに来た……。

明治神宮前はコスプレ集団が占拠していることで有名だ。この日はメイドの格好をした外国人の集団までいて、うしろのひんやりとした厳粛な境内の風景と、原宿のファッショナブルっちゅうかそういうぴちぴちした雰囲気のあいだにそういうのがあって、「ザ・これが日本!」という感じだなあ、ってんでもう、通り過ぎた。



代々木公園入り口、ロカビリーな集団がいる。ラッパーな集団がいる。制服の集団がいる。カメラマンの集団がいる。わけのわからないひともいて、あ、俺もか。なんだサーカスよりここにいるほうが面白いじゃないか。


友人のT氏は、最近買い始めた犬を遊ばせに、ここ代々木公園内のドッグランに来ていた。まだ五ヶ月のチワワと走り回るT氏。そのチワワの名前が、ピョンピョンちゃんだったか、ポンポンだったか、リンリンランラン、テンテンなんだか、とにかくそういうやつだった。

こいつは可愛い。








夜は以前のT氏のアパートがあった明大前へ。目当ての焼き肉屋がある。「じゅうじゅうぼうぼう」という。ここはホルモンの刺身がたくさん食べられて、生肉食系男子の僕は、なんというかもう、大好き。

0 件のコメント:

コメントを投稿