大門、てのはやはりその響きからして男をちょっとザワつかせる力を持っている。ゼッタイに。ダイモン。ダイモン。意味を考え始めるともうだめだ。その日いちにちが潰れてしまう。大きな……
むかし東京に住んでいたときに、大江戸線をよく使っていた。そこでよく聞く「大門駅」という官能的な響きがずっと気になっていたのだが、こうやってちゃんと歩いたのは今日が初めてだ。
ダイモン。ちゃんと歩いたのは初めてだが、ここを一回も立ち止まらずに疾走したことはある。「第一回世界、大門なのに狭き門コンテスト」出場の折、「東京むちゃぶり野球拳」部門で、すっぽんぽんのままに、この大門周辺のわかりにくい地下鉄の駅でスタンプをすべて押してくる、という指令を受けて、ま、嘘です。
歴史的な景観と現代的な建物が共存するのは、きょうび、先進国の都会じゃあどこでも見られることだろうけど、なかなかいいのよ。官能的よ。なんてったってアヴァンギャルドよ。
で、ダイモンで何してたかっていうと、品川駅らへんで暇になったので、なんとなく歩いていたら、ここまで来ちゃったというだけなので、そんなとき若者は、自分の存在理由を決めたがるものだ! そういうわけでありもしない大門についての官能的な記憶を捏造するに至りました。
夜には品川に泊まるのだ。なにをって、一足先のクリスマス。いいもんだね、こういうのって、って、
ブッシュ・ド・ノエルで殴り殺されそうな事態もあったんですがね、なんとか生きてこうして、ブログの更新ができた! そういうわけです。メリークリスマス、早めの。
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